今季最短KO 中日・吉見を襲ったアクシデント

2017年08月23日 16時30分

7敗目を喫した吉見

<巨人9-2中日(22日)>中日・吉見一起投手(32)が巨人戦で今季最短の3回4失点で降板し、7敗目(3勝)を喫した。吉見は「そこに投げようと思って投げ込めない。それで窮屈になってコースを狙ってそれが甘くなって打たれる。結果的に相手が上手だった」と振り返った。

 もっともこの日のふがいない投球はアクシデントも影響している。1つは「何かなきゃ(こんなに早く)降ろさない。張ってて無理してもしょうがない」と森監督がいう体のアクシデント。このところ吉見は腰の状態が思わしくなく、その治療とトレーニングのため7日には大阪にまで出向いている。本人は「言い訳になるので勘弁してください」と口をつぐむが、その腰の張りがまた出たようだ。

 そしてもうひとつのアクシデントが登板日の変更だ。実は当初、吉見の先発は20日の阪神戦(ナゴヤドーム)が予定されていたが、数日前に変わった。「場合によっては変わる可能性はあるよ、と(吉見に)伝えていました。吉見の場合は間隔を空ければ空けるほどいいからね」と友利投手コーチは説明する。二軍から上がってきた小笠原のブルペンでの内容を見て順番を入れ替えたようだ。

 実際、吉見本人も中8日となり「うまく調整できた」と話している。しかし、周囲は「首脳陣は吉見を思ってのことだろうけど、本人は『自分よりも小笠原を優先された』と感じたんじゃないかな」(チーム関係者)とモチベーションの低下につながったと見る。体と心のアクシデント。早すぎるKOの裏にはそんな影響もあったのかもしれない。