【高校野球】花咲徳栄が初の決勝進出 広陵・中村に真っ向勝負を宣言

2017年08月22日 20時05分

初の決勝進出を決めた花咲徳栄ナイン

 第99回全国高校野球選手権大会第13日(22日、甲子園)、花咲徳栄(埼玉)が9―6で東海大菅生(西東京)を下し、初の決勝進出を果たした。

 壮絶なシーソーゲームで延長戦に突入した関東同士の激闘に決着をつけたのは、6番・高井(3年)だった。6―6の11回二死二、三塁で右越えに値千金の決勝2点二塁打を放ち「本当にうれしいのひと言です。それまでいいところで回ってきたのに打てなくて、またチャンスで自分に回ってきたので絶対に打ってやろうと思った」と喜びを爆発させた。

 序盤は東海大菅生にリードを奪われ、苦しい展開を強いられたが「初めに先制されたけど、自分たちは挑戦者なんだという気持ちで、点を取られて離されても、どんどん攻めていった」と力強く話した。

 投げては4回途中から先発・綱脇(3年)をリリーフしたプロ注目のMAX150キロ右腕・清水(3年)が最後まで力投。ここまでの5試合で最も早いバトンタッチだったが、球威は落ちず、11回にこの日最速となる148キロを計測した。

 岩井監督は「清水は本来は6回からのつもりだったけど、試合を落ち着かせたかった。よく投げてくれた」と目を細めつつも、勝因について「粘り合いでは負けちゃダメだろうと…。勝たないと強くなれない。いいゲームじゃダメなんだと言ってました」と言葉を詰まらせた。

 23日の決勝では大会新記録となる6本塁打を放っているプロ注目の中村(3年)を擁する広陵(広島)と激突する。清水が中村について「対戦が楽しみ。逃げないでいきたい。自信を持って投げれば打たれないと思う」と真っ向勝負を宣言すれば、岩井監督も「どこにでも放り込むし、よく飛ぶなと。ただ、逃げるようなことはさせたくない。ウチは関東大会でも(早実の)清宮君とも対戦しているので、打たれ慣れているし、勝負すると思う」と不敵に笑った。