第99回全国高校野球選手権大会第13日が22日、甲子園球場で行われ、準決勝第1試合の広陵(広島)―天理(奈良)戦で、広陵の中村奨成捕手(3年)が本塁打2本を打ち、1大会個人本塁打記録を更新した。
初回、一死走者二塁の場面で中村は天理のエース碓井(3年)の初球をフルスイング。白球はバックスクリーンに吸い込まれる先制2ラン。中村にとって大会5本目となり、PL学園時代に清原和博氏(50)がマークした大会記録に並んだ。
さらに5回に先頭打者として打席に立った中村は同じく碓井の3球目を左翼席に運び、新記録を達成した。