戦力ダウンだけじゃない 中日・岩瀬不在の穴

2017年08月22日 16時30分

二軍調整に入る岩瀬(右)

 中日が大ピンチを迎えている。20日の阪神戦(ナゴヤドーム)に敗れ今季5度目の5連敗で借金はワーストの15。さらにこの試合で岩瀬仁紀投手(42)が負け投手となり二軍降格を志願。21日、出場選手登録が抹消となった。今季の岩瀬は49試合に登板し、3勝6敗2セーブ、チームトップの29ホールドポイントを挙げるなど貴重な中継ぎとしてチームを支えてきた。レジェンド左腕の不在はブルペンにとって大きな戦力ダウンとなるが、チームに与える影響はそれだけではない。

「我々が話すよりも岩瀬のひと言が選手には浸透する。いわば神様みたいなもの。いるだけで大きな存在であるのは間違いない」(友利投手コーチ)。特にチームやナインが苦境に立ったときほどアドバイスに助けられてきただけに「この状況でいなくなられるのは痛い」(チーム関係者)と“神不在”のダメージがより大きくなってくる。

 岩瀬は「もう一度ゆっくり考えて再起できるように。もちろん(シーズン中に)帰ってくることを目標にやっていきます」と万全になっての復帰を描くが、周囲は一日でも早い一軍復帰を願う。