広島・エルドレッド 成績残す秘訣?「忘れること」かな

2017年08月22日 11時00分

お立ち台で喜ぶエルドレッド

核心直撃】広島が20日のヤクルト戦(マツダ)に延長10回、6―5でサヨナラ勝ちを収め、優勝へのマジックを24とした。試合を決める一打を放ったのは、ブラッド・エルドレッド外野手(37)。実績もさることながら人格者としても知られ“カープ最強助っ人”とも言われるエル砲を直撃した。

――二死二塁から中越えのサヨナラ打

 エルドレッド:(相手の)ルーキはいいピッチャー。何度も対戦しているけど、インサイドにツーシームを投げ込んでくる。やっぱりそこに攻めてきたかと思って、バットを気持ち短めに持ってコンパクトに振ることを心がけた。ちょっと甘く入ったボールを狙ったよ。
 ――今季は故障離脱がない

 エルドレッド:ケガなくできているのは大きいね。監督がうまく休ませながら起用してくれているからかな。

 ――コンディションを維持するためには

 エルドレッド:本当は毎日試合に出るほうが、リズムだったりスピードがついてくるので、調子を維持しやすいと思う。ただ、現状は選手層が厚い。自分が守っているファーストやレフトを含めて、ポジションを守れる野手がたくさんいるチームだからね。

 ――それでも、しっかり成績(打率2割8分、24本塁打)を残している

 エルドレッド:年齢や経験を積んだ結果というのは、あるかもしれない。

 ――好不調の波が小さい。意識してやっていることは

 エルドレッド:「忘れること」かな。過去に縛られることはよくないから。前日の試合でホームランを打ったりいい結果が出たとしても、ノーヒットに終わって思うような結果が出なかったとしても、忘れるように心がけている。自分の中では「ショートメモリー」と言っているんだけど、それで「また今日も新たな気持ちで臨もう」と思ってやっているんだ。

 ――ママチャリ姿でも有名だが、自転車の乗り心地は

 エルドレッド:電動自転車なんだけど、全く同じ物を2台持っているよ。来日してずっと使っているから5~6年以上たっている。バッテリーの調子も良くないし、チェーンも緩んできて乗り心地は…(笑い)。

 ――球団からプレゼントされたのか

 エルドレッド:確か、サファテ(現ソフトバンク)に譲ってもらったと記憶している。

 ――サファテも日本で長くプレーを続けている

 エルドレッド:素晴らしい成績を残している。少しだけ一緒にプレーしたけど、どの球団に行っても投手、野手と分け隔てなく積極的にコミュニケーションが取れているのは、彼の人柄の良さだと思うよ。