森監督が愛のダメ出し 中日・高橋周平の「人生」決まる残り33試合

2017年08月19日 14時00分

<阪神10-4中日(18日)>中日・森繁和監督(62)は大敗した18日の阪神戦後、ある選手へ強烈なダメ出しをした。「チャンスをもらっている人がどう自分の打撃をするかが問われている。チームのためじゃない。自分でしょ。今後のこと来年のことを考えれば一球、一打席を大事にしていかなきゃいけない。シーズンも残り少なくなっている。悔いが残らないようにやらないと」

 ターゲットが高橋周平内野手(23)であるのは明らかだ。ビシエドの離脱により15日に一軍昇格。16日のDeNA戦には期待を込めてスタメン起用した。しかし、結果は無死満塁のチャンスに三邪飛に倒れるなど4タコ。この日もすべてフライアウトで2試合連続4打数無安打に終わった。

 森監督のコメントはそろそろ結果を出さないとオフにはどうなるか分からない、トレードの可能性もあるよ、と叱咤しているようにも受け取れる。「監督は口では厳しく言っても選手にチャンスを与えて何とかしてと考える人。逸材の周平は何とか一人前になってほしいとの思いからだろう」と、あるベテランスタッフはいう。

 なかには「もはやトレードやむなし」との声もある。「周平はこれだけチャンスをもらって、違うところを見せようという姿勢が感じられない。このまま何となくまた来年もやれると思っていたら何も変わらない。本人のためにもトレードに出したほうがいい」(チーム関係者)。残り33試合。期待が失望を上回れるか。高橋の野球人生にとって大事な時間となる。