阪神・藤浪 今季3度目「二軍落ち」も再登板示唆のお家事情

2017年08月18日 16時30分

藤浪は復活できるか

 阪神の悩める右腕・藤浪晋太郎(23)が17日、今季3度目の二軍落ちとなった。一軍復帰即先発となった前日16日の広島戦(京セラドーム)で5回途中3失点ながら7安打、7四死球と大荒れの投球で4敗目を喫し、一夜にして屈辱のファーム逆戻りだ。

 香田投手コーチは「昨日の試合前までは(状態が)良くなってきたんだけど彼の感覚で狂ったものを取り戻してほしい。(最初は)1、2イニングを何回か投げてそれから長いイニングを投げていってほしい」などと説明。今のところ二軍遠征には帯同しない予定で「とにかく練習していくしかない。それで自信を取り戻すことが先決」(福原育成コーチ)とのことだ。

 広島戦での制球難にはネット上をはじめ「イップス説」も飛び交っているが、もうチャンスがないわけではない。「今後の彼の人生を左右する」とまで言い切って藤浪をマウンドに送り出していた金本監督は「次、あるよ」と早くも示唆。香田コーチも「今回の二軍行きは(無期限だった)前回とは意味合いが違う。段階は踏んできているわけだから一からやり直しというわけではない」と強調した。再登録可能な27日以降、状態次第では早い段階での一軍復帰もあり得るというわけだ。

 ある球団幹部は「ずっと藤浪を二軍に置くほどウチにそんな余裕はない。先発の頭数がとにかく足りないし、藤浪を今季このまま終わらせたら来年にも響く。イップスがどうだとか言われるけど、最後は藤浪の底力にかけるしかないんだ」と悩める男に託さねばならない“事情”を明かす。

 そんな藤浪の「再々登板」の可能性には他球団も「不安なまま投げられたら怖い」(あるスコアラー)と改めて戦々恐々。当の藤浪は二軍での練習後「すいません。今日はちょっと…」と即刻の二軍落ちにショックの色を隠せなかったが、今後どうなりますやら。