大阪桐蔭・藤原恭大 「プロになって歴史に名を残す」

2017年08月19日 11時00分

初回、二塁打を放った大阪桐蔭・藤原(右)

U―18候補戦士の素顔】大阪桐蔭(大阪)の藤原恭大外野手(2年)は、走攻守三拍子揃ったリードオフマンだ。50メートル走は5秒7、遠投は110メートル、打撃にもパンチ力があり、尊敬するソフトバンク・柳田をほうふつとさせる規格外の選手。2年生ながら、プロスカウトの間からも「大会ナンバーワン選手」と評価する声が多い。

 プロ志望で「日本球界で取れるタイトルはすべて取りたい。3冠王や毎年(打率3割、30本塁打、30盗塁の)トリプルスリーを達成できるような選手になりたい。最終的にはメジャーリーグに挑戦したい」と話す。「プロになる」ことが最終目標ではなく「プロになって歴史に名を残す」ことがゴールと考えているそうだ。

 さらに、こんなことも口にする。「今は正直、自分が打てずに活躍もしていないのに記者の方に囲まれるのは違和感というか『嫌だな』という気持ちが少しあるんです。でも、将来プロになったら、打てなくても新聞の1面を飾れる選手になりたいと思っています。自分が勝敗の責任を背負う選手、それだけ頼られる選手になりたいからです」。まさに超一流選手を目指しているのだ。

 11日の米子松蔭(鳥取)との1回戦では5打数無安打に終わったが、17日の智弁和歌山(和歌山)との2回戦では第1打席に右翼フェンス直撃の二塁打を放って先制のホームを踏み、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の16強進出に貢献。「自分が打ってチームを優勝させたい」と藤原の気持ちは高ぶるばかりだ。