澤村「巨大化調整」やめてくれ〜

2013年01月13日 16時00分

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補でもある巨人・澤村拓一投手(24)の“巨大化”を懸念する声がチーム内から続出している。現在グアムで自主トレ中の3年目右腕は、自慢の剛速球に磨きをかけるべく、今オフはウエートトレーニングに励んできた。結果として筋肉量が増えたこともあってか、体重は96キロから0・1トンオーバーに。トレーニングの成果が出ていると言えなくもないが、関係者の多くは「いくら何でも増やしすぎ。あの体形ではフォームにも影響が出る」「そもそも澤村に必要なのは制球力で球速ではない」と冷ややかだ。

 ダルビッシュも過去に重い球を投げようとして一気に体重を増やしたことがあるが、その体形に慣れるまでには1年かかった。ある球団関係者は「決して器用ではない澤村なら、もっと時間がかかるに違いない」と不安を口にする。

 澤村は昨年のこの時期も一気に増量し、そこからある程度体を絞って開幕を迎えた。しかし思うように調子は上がらず、10勝10敗とルーキーイヤーの成績を下回った。

 夏場には二軍降格の屈辱を味わい、スタミナ不足を指摘された。にもかかわらず、性懲りもなく同じような調整を行っているわけだ。球団内から「失敗した調整を踏襲することはない。彼に必要なのはウエートトレよりも、走り込みなどの下半身強化」と厳しい声が出るのは当然だろう。


 澤村は「一度言い出したら聞かない」一本気な性格で知られる。原監督からは「もう少し広い視野で物事を見られるといい」とたしなめられたこともあるが、今からこの調子では同じ失敗を繰り返しかねない。