由伸監督が異例の打撃指導も…好きにやらせたら小林は打つ!?

2017年08月16日 16時30分

由伸監督(右)から打撃指導を受ける小林

 効果は出るか。巨人・高橋由伸監督(42)が小林誠司捕手(28)にシーズン中はめったに行わない打撃指導を敢行した。15日のヤクルト戦(神宮)が降雨中止になったことも手伝い、捕手のポジションを争う宇佐見と“居残り特打”も課し、最後まで目を光らせた。

 規定打席以上では最下位の打率1割9分4厘だけに無理もない。報道陣からの「やはり小林の状態は気になるか」の問いに、指揮官は「気にはなるだろう…ずっと」と苦笑い。「アイツのためにやっているわけでもないし、アイツのチームでもない。アイツに依存しているつもりもないし」と突き放しつつも「守っているところも大事な部分だし。経験だったり、今まで見てきているものも数はだいぶ違うから、その辺では小林にはしっかり頑張ってほしいけど」と宇佐見の抜てきより、まずは正捕手・小林の一本立ちが本線であることをのぞかせた。

 練習後の小林は「(教わったのは打撃の)間とか…ですかね」と言葉少なに室内練習場を後にしたが、不振の原因にチーム関係者からはこんな声が上がっている。「小林に限ったことではないが(巨人は)打撃に関しては制約が多いからね。例えば初球を打つなとか、ステップを広げろとか、右打ちしろとか…。小林はそんな制約の多さにがんじがらめになっているところがある。本人も、やりたいことがあるだろうし、そのはざまで苦しんでいるようにも見える」

 今年3月のWBCでは「ラッキーボーイ」と言われ、球宴でも本塁打を放った。本人は「たまたま」と言うが、チーム内では「好きに打たせたら結構やれるのでは」と打力開眼を期待する声もある。あれこれ言っても指揮官の捕手としての信頼は小林にあるだけに、なんとか応えてほしいものだが…。