西武の“森友問題”解決 2安打3打点で復活アピール

2017年08月16日 11時30分

一軍に昇格し、報道陣に対応する森友哉

 西武の“森友問題”が無事に解決した。3月5日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)強化試合のキューバ戦で死球を受けて左ヒジを骨折し、長期離脱となった森友哉捕手(22)が15日の楽天戦(メットライフドーム)で今季初出場をスタメンで飾り、初回に適時打、4回には2点三塁打と持ち前の打力を発揮。2安打3打点で復活をアピールし、今季最多となる17得点の猛攻の原動力となった。

 手術を避け、保存治療を選んだことで長いリハビリ生活を余儀なくされた。今月に入って二軍で実戦復帰し、4試合で13打席に立って2本塁打をマーク。さっそくポテンシャルの高さを見せつけたが、二軍首脳は「昇格はまだ早すぎる」と最低10試合は実戦を経験させる考えだった。しかし、辻発彦監督(58)は「ずっと(一軍で)やっていたわけだから一軍のボールを見たほうが早く慣れる」と決断。その判断が吉と出た格好だ。

 森は「一日でも早くバッティングをしたいと思ってもできない時期が長く、つらかった」と苦闘の日々を振り返りながらも、本拠地でいきなりお立ち台に呼ばれる活躍ぶりには「自信にはなりますね」と喜んだ。

 辻監督は「そんなにスンナリいかないと思う」と冷静に分析する一方で「打線の厚みという点でありがたい。相手にも恐怖になる」と頼もしさも口にした。逆転Vを狙う3位西武にとって、森が加わったことは最高のカンフル剤だ。