中京大中京の若き熱男・伊藤康祐

2017年08月15日 16時30分

11日の広陵戦で本塁打を放った伊藤康祐

【U―18候補戦士の素顔】U―18日本代表候補の中京大中京(愛知)の主将・伊藤康祐外野手(3年)は俊足巧打のリードオフマンだ。広い守備範囲を誇り、広角に打ち分ける中距離打者として代表入りが期待されている。

 そんな伊藤の一番の売りは底抜けの明るさ。「自分が打てない時こそ声を出す、元気を出す、笑顔を作るということを意識しています」。そのプレースタイルに影響を与えているのは、ソフトバンク・松田宣浩内野手(34)だ。

「一番憧れているし、尊敬している選手。チームが苦しい時こそ、松田さんのようなパーソナルを持った選手が必要になる。松田さんはソフトバンクや日本代表でも、代えの利かない選手だと思います。国際大会のような、しびれる試合では特に貴重な存在。僕も日本代表に選ばれたら『U―18の熱男』になりたい。『元気印』としてチームを盛り上げたい」と声を大にする。

 伊藤には試合前に必ず聴く“勝負曲”がある。ボーカルユニットのビーグルクルーが歌う「熱男~too Match~」だ。昨年、松田が本拠地・ヤフオクドームで打席に入る際のオリジナル登場曲として使用したもので「これを聴いて、いつも『今日も熱男でチームを引っ張るぞ』とスイッチを入れています」と明かす。

 中京大中京は第4日(11日)の第1試合で広陵(広島)に6―10で敗れたが、伊藤は3回に中越えに先制本塁打を放つなど、3安打2打点と気を吐いた。若き「熱男」は代表最終メンバー入りに向けてスタンバイOKだ