育成モードに入っている日本ハムの希望の星・堀瑞輝投手(19=広島新庄)が、9日の楽天戦(コボパーク宮城)で1回無失点、2奪三振と上々のデビューを果たした。

 ドラフト1位左腕の出番は4―6の6回、3番手としてだった。最速142キロのストレートにスライダー、チェンジアップを駆使して一軍打者に立ち向かっていった堀。先頭・聖沢をスライダーで一ゴロ、続く左打者の阿部を141キロのストレートで見逃し三振。嶋には8球粘られながらも、外角スライダーで空振り三振を奪ってみせた。

 試合前、栗山監督は「成功とか失敗とか関係なく、一軍で投げるためには何が必要か感じてほしい」と話したが、堂々たる投げっぷりだった。