巨人のケーシー・マギー内野手(34)が26日の広島戦(京セラ)で途中交代した。

 0―5の7回の第3打席、マギーはチーム2安打目となる右翼線二塁打を放ったが、二塁ベースに到達した際に左太もも裏をさするしぐさを見せ、そのまま代走を送られてベンチに下がった。チームは2―7で敗れ、3連敗。広島との対戦成績は3勝13敗となり、早くも今季の負け越しが決まった。

 マギーの状態について、高橋由伸監督(42)は試合終了直後とあって「どうなんですかね。あの場はちょっと無理だったので代えました」と語るにとどめ「打っているバッターなので長期離脱されるのは困るんですけどね…」と心配そうな表情だった。

 当のマギーは「一塁を蹴って、二塁に向かった時に(左足が)つっただけ。(明日は)大丈夫だと思う」と軽症を強調したが…。

 この日はマギーの活躍の裏で、外国人枠の兼ね合いから出場機会を失っていたクルーズの楽天移籍が決まったばかり。マギーは4回の二塁守備で失点に直結する失策も犯していただけに、何ともバツの悪い一日となってしまった。