巨人・老川祥一オーナー(75)が26日、2―7で完敗した広島戦(京セラ)を観戦。今季の対広島戦に負け越しが決まったことについては「残念ですね。情けない試合になってしまった」などとコメントした。

 また、酔ったまま夜間診療に訪れた病院のドアを破壊し、止めに入った警備員を負傷させるなどしたとされる山口俊投手(30)については「活躍してもらえると思って(FA移籍で)来てもらっているけれども、ああいうトラブルを起こされて球団としては大変困ったなと思っている」と険しい表情。

 現在の状況に関しても「とにかく捜査、警察の方にお任せしているという状態。球団としても事実関係を調べられるだけのことは調べつつあって、もちろん山口本人からも事情を聴いている。だが病院側の方が球団に対して、あんまり説明してくれていないという状況もある。そこらへんは警察の捜査を待つしかない」と打ち明けた。

 山口俊の今後の処遇については「事件としてどういう処理になるか、ここらへんもよく見ないと…。本人ももう非を認めているようなので、球団としてもある程度の判断はつけざるを得ない。現状、試合に出てもらえるような状態ではない」と話した。