先発でここ3戦で計21失点と打ち込まれていた中日・小笠原慎之介投手(19)が、22日の広島戦(マツダスタジアム)で中継ぎで登板した。

 3点ビハインドの7回から4番手で登場。二死後、松山に四球を与えると、新井に三塁内野安打、続く安部に右前適時打を浴びて、1回を2安打1失点で降板した。

「いろんな人からラストチャンスと言われていたので」と臨んだが、結果を出せず「四球が一番もったいない。安部さんの(適時打された)スライダーはボールでもよかった。特別悪いわけでもいいわけでもなく、しゃべることはないです」と言葉少なだった。

 友利投手コーチは「球威を取り戻そうとして(中継ぎを)やらせているけど、あとは結果がついてくれば」と一軍生き残りのチャンスはまだありそうだ。