阪神・金本知憲監督(49)が16日、後半戦のキーマンに「3人が成績で引っ張っていかないと。主な力だからね」と福留孝介外野手(40)、糸井嘉男外野手(35)、鳥谷敬内野手(36)の名前を挙げた。

 若手の伸び悩みが目立った前半戦は、この3人が打線をけん引。福留や糸井が打撃不振に陥るとチームも停滞したとあって、後半戦のさらなる奮起を求めているのだ。

 一時の打撃不振から復調気配の主将・福留は「普通にやるだけ。何も変わらない」。糸井は「僕自身、巻き返したい気持ち。それだけです」と力を込め、打率2割9分8厘と好調の鳥谷も「いいスタートを切ることだけを考えたい」と話した。

 17日からの広島3連戦に向けて甲子園球場で全体練習を行ったこの日、左アキレス腱からの復活を目指す西岡の一軍昇格と新助っ人・ロジャースの二軍調整が決定したが、主力トリオへの期待は大きくなるばかりだ。