<広島12-3楽天(9日)>体調不良で離脱していた広島の沢村賞左腕ジョンソンが楽天戦で開幕戦以来の先発マウンドに臨み、6回2失点で今季初勝利を挙げた。6安打を許したが全て単打。球威が戻りきっていなくても「ゴロを打たす投球ができた」と持ち前の制球と投球術で十分に補った。不在の間にもチームは首位をキープ。今季は3年契約の1年目で「自分が加わって手助けできないのが苦しかった」。巻き返しに向けて「自分に唯一できるのはコンスタントに投げること」とフル回転を誓っていた。