前日(6日)に29歳の誕生日を迎えた日本ハム・斎藤佑樹投手が7日の広島戦(札幌ドーム)に先発。今季2勝目、2012年6月6日の同戦(札幌ドーム=8回5安打1失点)以来となる交流戦2勝目(3敗)を狙ったが、待っていたのは3回0/3、8安打5失点のKO劇だった。

 初回に1点の援護をもらったが、2回、バティスタに2ランを浴びて逆転を許すと3回にも4連打で1点を失う。4回に松山、バティスタに連打を浴び無死二、三塁となったところで栗山監督がたまらずベンチを飛び出した。

 前回の5月31日のDeNA戦(札幌ドーム)で623日ぶりの勝利を挙げ「自信になるし、気持ちが少し楽にいけるかなと思う。6連戦なので中継ぎの負担を考えて1イニングでも多く投げることが大事」としていた斎藤だが、いい投球を続けられない。一軍でコンスタントに活躍するにはまだまだ修行が足りないようだ。

 斎藤の話「先発投手としての使命を果たすことができなくて、チームに申し訳ないです。調子自体は悪くはなかったのですが、力負けした感じです」