西武は21日のソフトバンク戦(メットライフ)に、栗山巧外野手(33)の3号サヨナラ本塁打で7―6と勝利し3カード連続勝ち越し。貯金を今季最大の5とした。

 9回の第5打席で大仕事をやってのけた背番号1は「ちょっと押された感じはあったが、感触はよかった。やっぱりうれしいですね。ここ7、8年はずっとソフトバンクに負け越しているから、ホークスに勝ちたい気持ちは強い」とこれで4勝5敗とした対ホークス戦に手応え。

 辻監督は「(栗山が)よく打ってくれましたね。(チームの)勢いはいいですよ。みんなの気持ちは出ている。増田も(同点本塁打の後を)よく切ってつなげてくれた。(6回の)源田のあの1点が大きかった。逆転されて先頭のスリーベースというのがこのゲームのポイントだった」と内容の濃いこの日の逆転勝利を総括した。