長野&本多が侍ジャパン“陰のまとめ役”

2013年01月07日 16時00分

 セパの若きスターが侍ジャパンで強力タッグ結成だ。昨年秋に行われたキューバ戦で意気投合したのが、同級生コンビの巨人・長野久義外野手(28)とソフトバンク・本多雄一内野手(28)。主将は巨人・阿部慎之助捕手(33)が務めるが、頼もしい両選手が陰のまとめ役になることで、チームの結束がより深まると期待されている。

 

 プロ入りこそ長野が本多に4年後れを取ったが、今や両選手とも両リーグを代表する選手に成長した。実はこの2人、同じ九州北部地域出身の幼なじみでもある。本多によれば「幼少期からお互いに存在は知っていた」という。

 

 昨秋行われた侍ジャパンの親善試合・キューバ戦ではこんなことがあった。札幌ドームで行われた試合後、札幌市内の飲食店で2人が合流。その場にはお互いが連れてきた後輩の侍戦士が数人おり、参加したパの若手は「こんなすごい先輩たちの話を聞ける機会はめったにない。感動です」と目を輝かせていた。

 

 今回のジャパンには、阿部という絶対的な主将がいる。メジャー組もいないチームの構成上、ベテランとして首脳陣とのパイプ役を務めるのが大事な仕事になる。そうなると長野と本多のコンビに期待された役割は今後も大きい。ある代表スタッフも「阿部も本番では厳しく言わないといけない場面が来るだろう。そのときに2人がフォロー役をやってくれたら助かる」と話す。

 

 札幌では早くもその期待に応え、チームのまとめにひと役買った両選手。この“強力タッグ”がいれば、3月の本大会でも侍たちの結束を心配する必要はなさそうだ。