広島のクリス・ジョンソン投手(32)が16日、マツダスタジアムで登録抹消後初めて打者を相手に投げた。小窪、天谷、堂林に55球を投げ、13打席のうち安打性の当たりは2本しか許さなかった。

 発熱が長引いて調整を続けている昨季の沢村賞左腕は「打者に向かって投げてみて、自分の体がどうか、打者の反応はどうかというのをチェックした。開幕の状態と比べたらまだまだだが、ゴールが見えてきた感じはある」と復活を感じさせた。

 畝投手コーチは「いい球を投げていた」としながらも「フィールディングなり、いろんな面で確認しないといけない」と慎重な姿勢を示した。今後は二軍で3回をメドに登板してイニング数を増やしていく予定だ。