日本ハムのブランドン・レアード内野手(29)が13日のロッテ戦(東京ドーム)の2回、相手先発・二木のカーブを捉えて左中間席へ先制の10号ソロを放つと、3回には左翼席上段へ2打席連続の11号2ラン。前日(12日)の2打席目から2四球を挟んで4打数連続本塁打とし、プロ野球記録に並んだ。2015年の山田(ヤクルト)以来で20人目(通算21度目)。パ・リーグでは1997年のウィルソン(日本ハム)以来。

「(10号は)甘く入ってきたカーブだったね。2球で追い込まれてしまったから、変化球をケアしていたんだ。いいところで打てたね。(11号は)内角甘めのシュートだと思う。打った瞬間だったね。打った瞬間、ちょっと笑ってしまったよ。自分の調子の良さに驚いているよ」

 2試合にまたがっての4打数連続アーチで得意のスシポーズを乱発したが、実はこの東京遠征中に、現在来日中の実兄ジェラルドと安倍首相がオバマ前米大統領をもてなしたことでも知られる銀座の名店「すきやばし次郎」を訪れた。

 12日の試合前にそれを知った栗山監督から「うまいスシを食べたんだから(3連戦)毎日打ってよね」と期待されたが、十分すぎるほど応えている。

 なお、新記録が期待された第3打席は遊ゴロ併殺打に倒れた。