楽天・嶋 WBC落選でチーム内にも波紋

2013年01月03日 11時00分

 楽天・嶋の侍ジャパン落選がチーム内で波紋を呼んでいる。


 キューバとの国際親善試合のメンバーに選出されながら、本選の候補選手に名を連ねることができなかった嶋。そんな正妻にチーム内からは「侍ジャパンに選ばれれば、せっかく来季のモチベーションになりそうだったのに…」という声が次々に聞こえてくる。


 12年シーズンの嶋は5月に右親指を骨折した影響で新人の岡島捕手との併用で起用され、出場は91試合にとどまった。もともと「144試合フルイニング出場」を目指しているだけにこの結果は不本意そのもの。さらにオフには阪神へのトレード話が浮上したこともあり、周囲には落ち込んだ姿を見せていたという。


 そんな嶋のモチベーションになっていたのが、侍ジャパンの候補になったことだった。代表期間中は練習では盛り上げ役に徹し、それ以外ではリーグ、年齢を問わず他球団の選手と積極的に会話。社交的な人柄を存分に発揮し代表関係者からも「(キューバ戦のときは)楽天からただ一人の招集だったのに、他球団の選手に冗談を言ったりしてチームを和ませていた」と好評価を受けていた。


 そのため、たとえ試合に出られなくても“WBC効果”で本来の姿を取り戻すのでは、と期待されていたのだが…。結果的にその夢もかなうことはなかった。このショックはチームにとっても大きすぎる。


「楽天の代表として侍ジャパンに選ばれたいです」と公言するなどやる気満々だった嶋。この悔しさを今季にぶつけるしかない。