<ソフトバンク3-1オリックス(28日)>6年ぶりに日本球界に復帰したソフトバンク・川崎宗則内野手(35)が28日のオリックス戦(京セラ)に「1番・二塁」で先発出場し、攻守で勝利に貢献した。

 打っては7回の先頭で中前打を放ち、伏兵・福田の決勝2ランにつなげた。「先頭で俺が打って出て、(福田)秀平のホームランの前に(今宮)健太がよく一発で(犠打を成功させて)送ってね、いいリズムだった」とニンマリ。

 守りでは4回二死一、二塁で中島が放った中堅に抜けそうなライナー性の当たりに横っ跳び。一度はグラブから落としたが、冷静に処理してピンチを防いだ。

「ちょっと古いけど(かつてJリーグ・清水で活躍した)ゴールキーパーのシジマールのようなね、年齢を感じさせない良い守備が出た」と自画自賛。注目の復帰戦で存在感を発揮したムネリンは「今日は僕の活躍で勝った」とご満悦だった。