ソフトバンク・川崎宗則内野手(35)が28日、古巣復帰後初めて一軍に昇格し、オリックス戦(京セラドーム)に「1番・二塁」でスタメン出場する。

 背番号52の練習ユニホームで登場した川崎は同日、試合前に取材に応じ「(一軍に戻ってきて)本当にうれしい。一軍のすばらしい舞台でプレーできると思うとワクワクする。ここからいっぱいいいプレーをしたい」と目を輝かせた。

 守備練習では遊撃のポジションでノックを受け、その後に二塁の位置で併殺プレーの確認などを行った。練習中はチームメートと談笑したり、オリックス・中島にあいさつし旧交を温めた。

 6年ぶりの日本復帰戦となる川崎を一目見ようと、多くのファンが開場と同時に三塁側ベンチ付近のスタンドに集結。女性ファンから「ムネリン」コールが起こるなど、試合前から“川崎劇場”は盛り上がりを見せた。