阪神は16日、藤浪晋太郎投手(23)が西宮市内の病院で「インフルエンザA型」と診断されたと発表した。藤浪はこの日、出場選手登録を抹消され、代わって伊藤隼太外野手(27)が選手登録された。

 藤浪は4日のヤクルト戦(京セラ)で畠山への死球をめぐって大乱闘の引き金となるなど5回9四死球と大荒れだったが、13日のDeNA戦(横浜)では8回1失点の好投を見せ、今季初勝利を挙げていた。復調のきっかけをつかみかけていただけに、思わぬ形で次回登板が白紙となった。