次カードのヤクルト戦(11日~、神宮)に初先発することが濃厚な又吉克樹投手(26)とジョーダン・ノルベルト投手(30)が10日、ナゴヤドームで他の先発陣とキャッチボールやランニングなどで汗を流した。

 又吉は先発ローテ候補だったが、チーム事情もあり開幕からリリーフ待機。3試合8イニングを無失点と好投し、チーム唯一の白星を挙げるなど結果を残した。「今年はいい状態を続けることも自分の中でテーマ。与えられた仕事をしっかりやりたい。ナゴヤドームと違う。球場が狭いしホームランを打つ選手も多い。低めを意識してゴロを打たせたい」と意気込んだ。

 中継ぎで3試合に登板して4イニング無失点のジョーダンは「球場を意識せず打者と勝負したい」ときっぱり。4日の阪神戦(京セラ)の乱闘で退場となったウラディミール・バレンティン外野手(32)には昨年、死球でヘルメットを投げつけられた。そんな“遺恨”の相手には「たまたま内角が当たっただけでわざとじゃない。打者が怒っても抑えるために内角に投げなきゃいけない」と今年も内角攻めを宣言した。