巨人の新外国人ケーシー・マギー内野手(34=タイガース)が31日、中日との開幕戦(東京ドーム)に「5番・三塁」で先発出場。3回二死一、二塁の第2打席に中日・大野から左中間を破る適時二塁打を放ち、巨人初安打で初打点をマーク。試合は6—2で快勝した。

「アベの初回の本塁打でチーム全体が落ち着いて、今日はその波にうまく乗れた。1本安打が出た後は、余計なことを考えず、プレーに集中することができた」と振り返ったマギー。オープン戦では打率1割4分8厘と苦しんだが、スタメン起用してくれた高橋由伸監督(41)の期待に応えた。

 一方、昨季全試合出場を果たした村田修一内野手(36)は、出場機会なし。試合後は「出番が来たときに結果を残せるよう、しっかり準備するだけです」と語ったが、表情は固かった。