【センバツ】履正社・岡田監督 8強入りも1得点の野手陣にゲキ

2017年03月25日 17時19分

好投した履正社・竹田

 第89回選抜高校野球大会第6日(25日、甲子園)、優勝候補の履正社(大阪)はエース右腕・竹田の好投もあって、呉(広島)に1―0と競り勝ち、3年ぶりのベスト8進出を決めた。

 試合後の岡田監督の表情は曇ったままだった。初回二死二塁から若林の適時二塁打で先制したが、その後は再三、好機をつくりながら、呉のエース左腕・池田の前に追加点を奪えなかった。

 指揮官は「今日のような試合をしていてはダメ。(打線は)ちょっと気負いすぎていて、みんな打たされている。相手の完全なバッテリーペースにはまっていた。1、2打席で修正していかないといけない」とバッサリだ。

 早実・清宮とともにプロのスカウト陣が密着マークする主砲・安田も二ゴロ、四球、二ゴロ、左飛に終わり「新チームになって1―0の試合は初めて。今日は竹田が頑張ってくれて野手陣は反省です」と笑顔はなかった。

 安田は日大三との初戦でも二塁打こそ放ったものの、相手左腕・桜井に3三振。「もう一度、頭の中で整理して、次は竹田を助けられるようにしたい」と気を引き締めた。

 5三振を奪い、2安打で完封した竹田は「60点ぐらい。変化球のコントロールが悪くてカウントが取れなかった」と自己採点は超辛口。岡田監督は「完封できたということはいい投球だったと思う」とエースの力投をたたえながらも、野手陣には「何も言わない。何で打てなかったのか、自分たちで考えろと。そうしないと、また同じことの繰り返しになる」と最後まで厳しかった。