【カリフォルニア州ロサンゼルス21日(日本時間22日)発】第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で侍ジャパンと米国が激突。この試合を楽しみにしていたというのが、SFジャイアンツの強打の捕手、バスター・ポージー(29)だ。2015年シーズンは青木宣親外野手(35=アストロズ)と同僚だった米国代表の“扇の要”を、試合前に直撃した。

 ――日本と対戦することについて

 ポージー:対戦するのがすごく楽しみ。彼らは少し違うスタイルの野球をするでしょ? 僕は、野球というスポーツをどんなふうにプレーできるか、どれだけ違うプレーの仕方があるのか、常に興味がある。同じゲームなのに、皆違う方法でプレーして成功を収めているんだ。楽しい試合になるはずだよ。

 ――気になる選手は

 ポージー:ノリ・青木。(2年前に)同じチームだったから、会えるのが楽しみ。彼をおちょくってやるのが楽しみ。

 ――参加の動機は

 ポージー:普段対戦している米国人プレーヤーたちと一緒に戦えるってなかなか出会えないユニークな機会だし、国を代表できるわけだし、日本のような海外のチームと対戦できる。これまでのところ、すごく楽しいよ。今後、他の人にもチャンスがあったらやるべきって、強く勧めるよ。

 ――いつ誘われた

 ポージー:昨シーズン終わりだったかな。あまり覚えてないけど…。電話がかかってきて、興味があるか聞かれたんだ。答えは即「Yes」だったよ。

 ――これまで米国が優勝していないことは気になった

 ポージー:いや、僕はこれまでの結果にかかわらず、参加したかった。

 ――人によっては、タイミングが悪いと参加しない選手も多いようだが

 ポージー:これ以上のタイミングはないと思うね。ワールドシリーズが終わって、9か月間の野球で疲労した体では誰もプレーしたくないだろうから、これが一番いいんだと思うよ。