広島は昨季限りで現役を引退した黒田博樹氏(42)を記念して、18日の日本ハム戦(マツダスタジアム)を特別試合として開催。試合前には、黒田氏の記念レリーフがお披露目され、試合では選手、首脳陣ら全員が黒田氏の背番号「15」の特別ユニホームを着用した。

 セレモニー後、始球式を行った黒田氏は、外角低めにノーバウンド投球。「昨年逃した日本一を目指してほしい。OBとして、ファンとして応援していきたい」と選手にエールを送った。

 また、現役最後の本拠地登板となったクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦(対DeNA、昨年10月14日)で使用したプレートが、広島市内の本通商店街に寄贈されることになり、記念の手形を取った。黒田氏は「広島の多くの人が行き交う中に設置してもらい光栄なこと」とコメントした。

 この日は試合前に昨季のリーグ優勝を記念して、ナインらにチャンピオンズリングも贈呈された。