巨人・内海 順調回復の裏にあった不安要素

2017年03月11日 16時30分

左足を気にする内海(左から2人目)

 巨人・内海哲也投手(34)が10日、オリックスとのオープン戦(ほっともっと神戸)に先発し、左太もも裏がつって緊急降板した。

 3回までは無安打、無失点と好投していたが、4回先頭の吉田正に初球のストライクを投げた直後に異変を訴えた。マウンド付近で下半身を気にしながら屈伸運動を繰り返した後にベンチ裏に下がり、そのまま由伸監督に交代を告げられた。試合後、指揮官は内海の降板について「内容は悪くなかった。どちらかといえば、こちらが『やめとけ』と」と説明。

 当の内海は「予兆のないタイプのつりだった。張りも寒さもあったアクシデント。時間を置けばいけるかなと思ったが、監督も言ってくれたので大事を取った」とした。

 キャンプやオープン戦でも順調な仕上がりを見せていただけに、開幕3週間前のつまずきは悔やまれるところだ。しかし、内海の足がつってしまうのは、チーム内で“予言”されていた。スタッフは以前「テツは何度も足がつった時に『対策はしていたけど、何が原因なのか分からない』と言っていた。どう対策すればいいのか分からなければ、いつか再発させてしまうかもしれない」と不安視していたが、現実となってしまった。

 内海は2015年、同年の初登板となった6月5日のソフトバンク戦(東京ドーム)で両太もも裏がつって降板。ファームでの調整を経て迎えた同7月29日のDeNA戦(京セラドーム)での復帰戦も投球中に左太もも裏がつり、急きょマウンドを下りた。

 内海は「2年ぐらいずっと悩んでいる。対策をして、なるべくつらないようにしたい」と球場を後にしたが…。気になるところだ。