中日の4年目右腕・鈴木翔太投手(21)が開幕ローテーション入りへ前進した。

 8日の巨人戦(岡崎)に先発し、6回1失点と好投。5安打を許すなど再三ピンチを招きながらも、勝負どころでのフォークが冴えて4併殺と粘りの投球を発揮した。森監督は「投げるごとに進化している。次はもっと球数を投げさせるよ」と期待を寄せた。

 それでも4四死球と制球を乱したことで、鈴木は「結果自体はよかったけど、まだまだ課題が残る試合だった。自分のやるべきことをやって少しでもアピールしていきたい」と反省することも忘れなかった。