中日の高橋周平内野手(23)と福谷浩司投手(26)が6日、二軍に降格した。高橋はここまでのオープン戦で6打数無安打、福谷は5日のロッテ戦(ナゴヤドーム)で9回に登板し、2/3回3失点と結果を出せなかった。

 新外国人のアレックス・ゲレーロ内野手(30=前ドジャース3A)と三塁争いしていた高橋は「とにかく自分のやっていることをやるだけです。焦ることはない」。首脳陣から「もう一度自分の力で這い上がってこい」とハッパをかけられており、胸の内は燃えに燃えている。沖縄での春季キャンプ中は二塁でノックを受けたこともあったが、コンバートの可能性についても「何も言われてないし、今はそんなんじゃない」ときっぱり。もう一度、三塁の定位置を奪うつもりだ。一方、福谷は「場所は変われど、やることは変わらないので。目の前の試合をしっかり抑えてやっていくしかない」と気を引き締めた。