ソフト秋山監督が“先発10人構想”

2013年01月02日 16時02分

 ソフトバンクの秋山幸二監督(50)がV奪回に向けて“先発10人構想”を練っている。メンバー候補は今季、沢村賞に輝いた摂津に大隣、武田、山田、新垣、陽、岩崎、大場、ドラフト1位・東浜巨(22=亜大)、オリックスからFA移籍の寺原、今季は故障に泣いた帆足…。さらに先発型の新外国人投手の調査も続けている。

 

 球団フロントの1人は「先発の頭数を数えたら、すでに12人ほどいる。こっちとすればもう十分とも思うけど、現場からしたら何が起きるか分からない以上、投手は欲しいみたいだ」と話した。

 

 今季の鷹投手陣はリーグ1位のチーム防御率2・56をマーク。それでも秋山監督は「夏場ごろまで(先発)ローテを固めることができなかった」と反省する。和田(現オリオールズ)、杉内、ホールトン(いずれも巨人)の43勝分の穴埋めとして補強されたペニー、ピント、帆足がまさかの総倒れで、序盤に波に乗り切れなかったことがV逸の原因と見ており、来季はさらに先発組を分厚くし、どんなアクシデントもすぐにバックアップ要員で解決できる“大投手王国”を築こうと考えているのだ。

 

 3月にはWBCが開催され、鷹投手陣からは摂津、大隣、森福が候補に選出。場合によっては3人不在でシーズン開幕を迎えることもあり得るだけに、秋山監督は例年以上に危機管理に神経を使っている。孫オーナーから青天井補強を許可されて臨むシーズンにV逸は許されない。切り札の“先発10人構想”は何としても実現させるつもりだ。