さすがにケタが違う。ナイジェリア人の父を持つ広島のドラフト5位ルーキー・アドゥワ誠(18=松山聖陵高)が休日となった10日、他の高卒新人3選手とともにキャンプ地の宮崎・日南市立吾田小学校を訪れ、5、6年生126人との交流を楽しんだ。

 冒頭の自己紹介で「こう見えても日本語しか話せません」と鉄板ネタを繰り出して笑いを誘った196センチの長身右腕は質疑応答コーナーでの「野球を始めたころはどんな選手だった?」との問いに他の選手が控えめに答えるなか「僕は最初からうまかったです」と、したり顔。

 最後は高さ260センチのミニバスケットボールのゴールへの“そのままダンク”を披露し、子供たちのハートをわしづかみにしていた。