【アリゾナ州ピオリア発】右足首痛のためWBC不参加となった日本ハムの大谷翔平投手(22)は練習休養日の5日(日本時間6日)、静養に充てたようだ。第1クールは別メニューで終えた。最終日の4日(同5日)は外野の芝生で30~35メートルのダッシュを右足首の状態を確かめるように慎重にゆっくりと繰り返し、12分間で8本こなした。遠投はアリゾナで最長のおよそ70メートル。ゆったりとしたノーワインドアップから22分間投じ、最後の約3分はバッテリー間でやや強めに投げた。その後、室内ケージでティー打撃を行った。

 大谷は「外で打ちたいか? そうですね、ずっと引きこもっていますから」と自虐気味に話し、「実戦が先になった分、メニュー的には強いものをこなしていない。今後は相談しながらになると思う」と語った。DHとして開幕を目指す。