【WBC】藤浪 公式球に苦戦「変化球が曲がりすぎる」不安の声

2017年01月30日 16時30分

沖縄でブルペン入りした藤浪

 侍ジャパン入りした阪神・藤浪晋太郎投手(22)が29日、沖縄・宜野座での先乗り合同自主トレに参加。ブルペンでは3月開催のWBCで使用される公式球を使って53球を投げ込んだ。角度のある鋭いカーブを披露するなど、すべての持ち球を試し「感じは良かった。カーブがいいというのは、腕が縦に振れているので、いい傾向。バランス良く投げられていると思う」と話した。

 とはいえ、WBC球に不安がないわけではない。「変化球が全体的に曲がりすぎる。曲がりすぎてほしくない球種もある…」と漏らすなど、むしろ悪戦苦闘中だ。チーム関係者も「曲がり幅を計算して、うまくコントロールできればいいが、制御不能に陥る可能性も大きい。得意な球種でも、これまで通りとはいかないかもしれない。あと1か月でマスターできればいいけど、ダメなら本番で四球を連発してしまうかも…」と不安を口にする。昨季、藤浪はセ・リーグで規定投球回をクリアした先発投手でワーストの70四球を記録しただけに、なおさら心配が尽きないようだ。

 日本代表ではリリーフ起用が濃厚。国際大会では継投が鍵を握るだけに、虎のエースにかかる比重も大きい。阪神から唯一の侍戦士になった藤浪に対して、金本監督も「阪神の代表というより日本の代表として出るわけだから、恥ずかしい投球はしてほしくない。抑えてほしいし、出るからには、ちゃんと活躍というか仕事をしてほしい」と猛ハッパをかける。

 WBC球のせいで“ノーコン病”に陥るのだけは何としても避けたい。