昨季無安打の広島・梵 稀勢の里に復活誓う

2017年01月25日 16時30分

今シーズンの巻き返しを誓う梵

 昨年はプロ最少の出場7試合、初の無安打と屈辱のシーズンを送った広島・梵英心内野手(36)が24日、親交のある稀勢の里の横綱昇進を刺激に一軍再定着を誓った。

 

 共通の知人を介して知り合い、横綱が広島に来た時は食事をともにする間柄。優勝後の会見で涙する姿を見て「自分のことのように感動した」という。お祝いの花を贈ったところ「気を使っていただきありがとうございます」と連絡が来たといい「年明け早々いいニュースが届いた。この流れに乗っかって自分も頑張りたい」と腕をぶす。

 

 9日から21日まで、安部、小窪らと沖縄で合同自主トレを実施。くしくも三塁手争いではこの2人に先行されてしまっただけに「合同トレだが、僕は僕のリズムでやりたかったし『自分勝手にやっていこう』と伝えた。今は人のことを見る余裕はない」と、なりふり構ってはいられない。沖縄ではタブレット端末を使い、動画で打撃フォームをチェック。夏場に体重が減ったことを反省し、食事を増やして体重アップにも努めた。

 

 チームは昨季、25年ぶりのリーグVを達成したが、中心となったのは新井とすでに引退した黒田氏の大ベテラン2人に次代を担う若鯉たちで、梵はカヤの外だった。「試合に出ないといけない立場なので、自分でチャンスをつかむしかない」。冬の時代を支えたベテランが背水の陣から巻き返す。