ヤクルトの球団マスコット・つば九郎と中日の球団マスコット・ドアラが20日、千葉県千葉市のホテルでロッテの球団マスコット・マーくんと「2017 ニューイヤーディナーショー」を行った。つば九郎とドアラはこれまでもディナーショーを行ってきたが、マーくんの参加は初めて。人気トリオがファン600人を喜ばせた。

 ネット上で“畜生ペンギン”と呼ばれるつば九郎と奔放キャラのドアラに挟まれ、緊張気味だったマーくん。これまではクリーンなイメージのマーくんだが、この日は「よごれてみたい」と終始、いじられ役に徹した。
 
 マスコットの単独コーナーでマーくんは「PERFECT HUMAN」のダンスをキレキレで踊った。また、つば九郎が演歌を歌いながら客席を回った際には後ろで紙ふぶきをまくなど涙ぐましく裏方業務もこなした。

 ファンからの質問コーナーで「昨年末に彼氏に結婚を迫って距離を置かれたが、どうすればいいか」と聞かれると、つば九郎は「みのさんにきいて」。ドアラも「ただただわかれるのみ」と突き放し、ピュアキャラのマーくんも両キャラに影響されたのか「あきらめて」とそっけない回答だった。

 終了後に今回のディナーショーの手応えを聞かれドアラは「マーくんのおかげです」と珍しくまともな回答。つば九郎は「ねんまつこうはくでれるきがします」と年末のビッグイベントの出場を早くももくろんでいた。マーくんは「キンチョーしたけど楽しかった」と笑顔で振り返った。