中日選手会長・大野 頼もしい「神頼み」封印?

2017年01月18日 16時30分

成田山名古屋別院を訪れた大野(右から2人目)。右は田島

 中日選手会長の大野雄大投手(28)が17日、佐々木球団社長、田島、福谷両投手らと愛知県犬山市の成田山名古屋別院を訪れた。毎年の恒例行事だが、エース左腕はそこで優勝祈願や必勝祈願をあえてしなかったという。

 

「去年は中日ドラゴンズを勝利に導いてくださいとお願いしたんですが、今年は思い切ってそういうお願いはしませんでした。やっぱり勝利は自分たちの力でつかんでいくものなので、今年は中日ドラゴンズを1年間見守っていてください、ということをお願いした」(大野)

 

 昨季は4年連続Bクラス、19年ぶりの最下位という屈辱にまみれた。今季は何としても巻き返さなければならない。そんななかでの大野の考えにチーム内からは「頼もしい」との声が相次いだ。「神頼みではなく、俺たちで勝つんだという並々ならぬ気迫が伝わってくる。今年の大野は去年やここまで封印していた開幕投手についても宣言し始めたし、選手会長としてチームをグイグイと引っ張っていってくれると思う」とチーム関係者。ある選手は「大野さんがそんなこと言うなんて、かっこいいですね。みんなで有言実行にしていかないといけない」と気合を入れ直したほど。

 

「去年がお願いして最下位だったからというわけではなく、神頼みも大事だけど、その前に自分たちでできることがもっとあると思う。新しい体制になって森監督もそういう考えだと思う。全員が目の色を変えてゼロから這い上がっていくしかない」とも付け加えた大野。竜の選手会長の決意表明の日になった。