WBC守護神候補・秋吉のハイテクトレ効果

2017年01月18日 16時30分

WBC球と統一球を握って練習する秋吉

 今年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されているヤクルトの秋吉亮投手(27)が17日、神宮外苑で自主トレを行った。WBC球でのキャッチボールなど軽めの調整に終始した。

 

 そんな秋吉はこのオフから都内の国立スポーツ科学センター(JISS)で“低酸素トレーニング”を始めた。理由は「昨年のシーズン終盤に疲れがあって、今シーズンに向けて体力の強化を図ろうと思ったから」だという。

 

 低酸素トレーニングは主にマラソン選手などが導入している高地トレーニングと同様で、秋吉の場合は人工的に標高2000メートルの状態を作り出し、その状況でエアロバイクをこいだり、ランニングマシンで走ったりする。秋吉は「低酸素状態なので高山病のような感じで吐き気もすごいし、頭もすごく痛くなる」と明かすが、これに耐えたことで「その後に普通にやるランニングがすごく楽なんです。体力も少しずつついている感じがします」と手応えを口にする。

 

 このオフはWBCに合わせて「キャッチボールからWBC球を使ったり、調整もキャンプで万全になるように早めにしてきた」と順調な仕上がり具合をアピール。「日本の世界一に貢献したい」と力を込める燕の守護神の進化は、侍ジャパンのさらなる底上げにつながってくる。