阪神・藤浪 退寮も“出戻り”の可能性

2017年01月17日 16時30分

笑顔の藤浪

 プロ入り5年目を迎えた阪神・藤浪晋太郎投手(22)が、年明けから一人暮らしを始めていることが16日、分かった。

 

 虎では、高卒選手は5年間、球団寮「虎風荘」で過ごすことが義務づけられている中、1年目から先発の柱として奮闘してきた藤浪には、以前から「寮を出て一人暮らしをしたい」との希望があった。高野球団本部長は「若手の中でも別格の状態で、浮ついたところもない。ステップアップするために退寮は、いいことではないかと判断した」と“特例”として4年終了時点での退寮を認めた。

 

 規律の厳しい寮生活から解放され、バラ色の一人暮らし…といきたいところだが、甘い話ではなさそうだ。昨季は7勝11敗、防御率3・25で結果を残せなかったとあって、ある球団幹部は「特例で許してもらっているので、今年ダメだったら風当たりは強くなる。自分が望んでの一人暮らしなので言い訳もできない。あまりにも今年ふがいないときは、もう一度、寮に戻ってもらうこともあるかもしれない」と成績次第での“出戻り入寮”の可能性を示唆する。

 

 藤浪はこの日、甲子園球場で自主トレを行った。侍ジャパン入りが確定的で「与えられた仕事をしっかりできるようにしたい。しっかりと肩をつくって、シーズン中に投げる球に、より近づけることが大事になる」とWBCに向けて意気込んだが、出戻り回避のためにも、この一年はとにかく結果を出すしかない。