阪神内から期待“鬼の原口”もっと見たい!

2017年01月07日 16時30分

謙虚な男としても知られる原口だが…

 育成枠から這い上がった阪神の“シンデレラボーイ”原口文仁捕手(24)にチーム内から「もっと鬼の形相を見せてくれ!」との声が出ている。

 

 昨年4月末に金本監督の鶴の一声で一気に一軍昇格し、5月に月間MVPを獲得するなどブレークした苦労人・原口は礼儀正しい好青年、謙虚な男としても知られるが、ある球団関係者はこう言う。「実は原口の闘争心をむき出しにしたプレーにベンチ全体が鼓舞される試合が何試合かあった。普段は物静かで腰の低い原口が死球を受けたり危険なプレーの際に怒声を発したり、感情をあらわにするシーンがあって、それでみんなのスイッチが入ったからね」

 

 例えば昨年5月3日の中日戦(ナゴヤドーム)。原口がジョーダンから食らった死球に物おじすることなく相手をにらみつけたシーンだ。「選手だけでなくコーチ陣も驚いていた。原口があんなに感情を爆発させるなんてってね。でも、あのプレーでみんなの闘争心に火がついて、士気が上がった。原口みたいな気の優しい性格の選手がやるから意味がある」(別の関係者)。昨季の原口はリーグ2位の15死球を受けた。今季はさらに相手バッテリーからの厳しい攻めが予想されるだけになおさら「もっと鬼に」となっているのだ。

 

「キャッチャーが一番やりがいがある。投手の信頼を勝ち取り、攻守にわたってチームの勝利に貢献したいと思っている」と正捕手取りに燃えている原口。2017年は普段の好青年イメージとは真逆となる「鬼の原口」にも注目だ。