中日・福谷「4スタンス理論」で復活手応え

2017年01月07日 11時00分

気合十分の福谷

 中日・福谷浩司投手(25)が燃えている。昨季は開幕から守護神を任されながら不振続きで5月にその座を田島に奪われるなどし、41試合で1勝2敗8セーブ、防御率4・05の成績。今季は先発転向の可能性もある中、このオフに復活の手応えをつかんだ。人間の身体特性を4種類に分類(A1・A2・B1・B2)する「4スタンス理論」を提唱する広戸聡一氏のスポーツ整体「広戸道場」を訪れ、好感触を得たことだ。

 

 自身はB2タイプということが判明。「これまでいい姿勢は胸を張れと言われて育ってきたけど、そういうわけではなく、人それぞれに合った姿勢があるんだということを学んだ。たとえば腹筋でも『(B2向きの)やりやすい方法でやっていくのが本当のトレーニングなんだよ。気持ち悪いと感じていることをやっちゃうと本当にそうなってしまうよ。自分の感覚を大事にしていこう』と言われた」

 

 周囲から「考えすぎ」と言われてしまう性格の福谷にとって広戸氏の教えはどれも心に響いた。「1時間の中でしっくりする言葉もあれば、分からない言葉もあると正直に言ったら『その言葉の中で3つぐらいでも引っかかってくれれば十分だよ』と言われた。今まで何かを教わるときに聞いたことがない表現だったのでびっくりした。今までは全部が全部を吸収しようという部分があっただけに気楽になれた」という。

 

 狭くなっていたという右ヒジの可動域も「ヒジを全く触らずにヒジに連動しているという肩や背中をほぐしてもらったら、いい感じで広がった実感があった」と話す。さらに「ほぐし方がB2に合った独特のやり方で新鮮だった」とも。

 

「これからは日々、野球以外でも普段の生活でも寝ながらでも、それ(B2)を感じながら精査できたらいい。新たな扉が開いた。自分にプラスになると思ってやって、また結果を出せるようにやっていきたい」。今年の福谷は進化した姿で勝負する。