オリックス FA“2連敗”で巨人に恨み節

2017年01月06日 16時30分

巨人にとられた陽岱鋼

 FAで陽岱鋼外野手(29)獲りに失敗したオリックス。3年総額9億円(推定)の条件で交渉を進めていたものの、巨人のはるかに上回る条件の前にあえなくごう沈した。長村球団本部長は「本当のチーム作りは自前で底上げしていかないといけない。若手の成長なくしてチームの成長もない。ベテランと年俸の高い選手には結果を出してもらう」と前を向くしかないが、球団内には腹いせとばかりに巨人へのブーイングが充満している。

 

 球団関係者は5年15億円超とも言われる陽岱鋼への破格条件に「彼は実質、2年間はケガで大した働きはできていない。なのに糸井クラスの条件になっている。普通はチーム内のバランスがおかしくなる」とチクリ。別の関係者も「巨人はやっていることが違うだろう。三軍を作って若手を育てていくのかな、と思ったらFA補強ばかりやっている。昔の体質に戻ったんじゃないか。ソフトバンクも以前はそうだったけど、今は大物補強に参戦せず、しっかり育成している。結局、巨人は優勝を逃したからすぐにこうなる。若手が育つどころかフン詰まりになるよ」という。

 

 さらには「巨人は長年球界の盟主と言われてきたけど、もうそんな時代ではない。昔のV9時代からの存在感を取り戻そうと必死になっているし、もう1回優勝して渡辺さん(恒雄氏、読売新聞グループ本社代表取締役主筆)の花道を作りたいんじゃないか」との声も…。

 

 糸井の阪神流出に続いてFAで“2連敗”したオリックス。現有戦力で見返すしかない。