カブスからFAになった川崎宗則内野手(35)がカブスとマイナーで再契約することが5日、分かった。この日、ボートレース福岡でトークショーを行った川崎は去就に関してはイベント終了後に「もう少ししたら決まるので、そのときに話します」と話すにとどめた。米6年目となる川崎は、昨季まで毎年マイナー契約からメジャー昇格を果たしている。

 昨季は14試合に出場して21打数7安打、打率3割3分3厘、1打点、2盗塁。ポストシーズンは出場登録を外れたものの、不測の事態に備えて全試合に同行。108年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を見届け、ナインと美酒を味わった。

 獲得を目指してきた古巣ソフトバンクの後藤球団社長は「まだまだ彼もいつ戻ってくるのか分かりませんので。引き続きコンタクトを取っていきたい」と、今後も受け入れ態勢を継続させる方針だ。