中日・白井オーナーが年賀式で「森監督誕生秘話」明かす 落合GMは欠席

2017年01月04日 18時21分

年賀式で「名古屋ナモ締め」を行う白井オーナー(中央)

 中日の年賀式が4日、名古屋市内で行われ、白井文吾オーナー(88)ら関係者約300人が出席した。1月いっぱいで退団する落合博満GM(63)はGM就任以来、3年連続で出席していたが、欠席した。

 

 冒頭のあいさつで壇上に立った白井オーナーは「例によって監督、選手は出席していないので、監督、選手に差し障りのあるようなぶちまけた話も若干させてもらう」と切り出すと、約20分にわたって森繁和新監督(62)の誕生秘話など身ぶり手ぶりで熱弁を振るった。

 

 谷繁元信前監督(46)の休養が昨年8月に発表され、「9月ごろからホンチャンの監督はどうしたらいいのかなと毎日考えておりました。人に相談するとすぐに漏れるので、そういうわけにもいかず、悩んでいた。そこでフッと浮かんだ言葉が『明珠在掌』(めいしゅざいしょう)だった」という。

 

 これはある高僧から譲り受けた掛け軸にあった書だといい、「お前の探している珠(たま)は、既にお前の掌(てのひら)にあるじゃないかという意味です。それでわたくしは、おっ、そうだ! ウチの監督は掌にあるんだ!と。これが森監督誕生の内緒話です」と打ち明けた。

 

 さらに竜の総帥は「森監督は外科手術をする医者とそっくりな傾向を持っていることを発見した。例えば、腎臓の手術をするのに、ただ腎臓を切ることだけを考えていては成功しない。ここへ先にメスを入れるには、まずは関係ないようなところを修理したり、非常に複雑な経路をたどって肝心な腎臓にたどり着いて、初めて成功する。つまり森監督はコーチ時代からキャンプやゲームを見ていて、このように理詰めにものを考える性格の人である」と新指揮官を持ち上げながら「(昨季の)最下位からひょっとすると優勝する可能があるかもしれない。たぶんやるでしょう」と強い期待感を寄せた。