ヤクルトの球団マスコットが、まさかの大チョンボだ。

 27日、つば九郎は“大トリ”で契約更改を行う予定だったが、ロシアのプーチン大統領気取りで東京都内の球団事務所に大遅刻。球団の仕事納めも終わり、人けのなくなった事務所の前にシュールな光景が繰り広げられた。

 衣笠球団社長との交渉予定時刻から3時間も遅れた代償はあまりにも大きかった。オフィスの扉は固く閉ざされ、入り口には年内の業務終了を告げる無情の張り紙が…。さらに「遅刻は良くないよ」「来年は酉年(とりどし)なので、つば九郎の年にしてください」「って事で、現状維持です」とも書かれ、交渉の席につくことすらできないまま、来季も年俸2万2000円+ヤクルト飲み放題となった。

 つば九郎は「ぷーちんのようにちこくしたのに かえります かみってなかった」と、ションボリ。それでも来季の野望を聞かれると「にっぽんいち」に加えて「かってにかいさんしない」とSMAPをイジり「FAではいるはず!!のひらたくんがこける!!」と勝手な予言を残し、トボトボと帰っていった。(金額は推定)